日本にもっと増えるべき!マイノリティ向け観光タクシー

移動時間を楽しむことだけが観光タクシーの楽しみ方ではありません。いわゆるマイノリティ向け観光タクシーではドライバーさんのほうも福祉や介護についての知識があり、仲良くなれば障害があっても気軽に楽しめるレジャースポットについて教えてもらえるかもしれません。マイノリティ向け観光でおすすめしたいのは日帰りスキーです。

身体に障害のある人は、必然的に運動に制限を受けるため、日帰り旅行に参加することさえもあきらめる傾向があります。しかし、ツールやコースの工夫するだけで、障害がある場合でもスキーを楽しむことは不可能ではありません。スキーを楽しむ方法は、障害のタイプと程度によって異なります。歩行機能が維持されている場合は、ショックを吸収する効果のあるボードを使用するか、少しの体重移動で角度を自在に調整できるボードを使用することで、健常者以上になめらかな疾走感を実現できます。筋力が弱い人には、ほとんど力をかけずに推進力を発揮できるボードがおすすめです。歩行そのものが難しい場合は、車椅子に乗ってコースを滑る方法があります。座面のすぐ下にボードが取り付けられ、その状態でコース上を滑ります。日帰りの観光でも創意工夫を凝らすことによってこのようなエキサイティングな体験をすることができます。

車椅子では、地元の公共交通機関に乗ることも難しいため、その理由で長旅をあきらめる人もいます。このような不便さを解決する手段として、リフト付きの観光タクシーが注目されています。車椅子から降りずに乗り込める観光タクシーを借りることができれば、移動手段に悩まされることはありません。時間と距離を気にせずに、行きたい場所を自由に選択することができます。リフト付き観光タクシーの欠点は、まず、絶対数が少ないことです。大都市の有名な観光地でさえもタクシーの台数が充分に確保されているとは言い難く、早めに予約しなければ借りるのがきわめて難しい現状にあります。さらに料金の高さを見過ごせません。リフト付き観光タクシーは普通車より高価で、ワンボックスカータイプなどで1週間で約10万円以上のレンタル料金となる場合もあります。

観光タクシーそのものがこれからの日本で広く認知されニーズがさらに幅広くなれば、マイノリティにとっても利用しやすいシステムがととのえられていくと考えられます。また、その必要性が理解されればタクシーの絶対数も増え、地方都市での予約も取りやすくなるはずです。愛媛県行ってみない?