今だからこそ考える!観光タクシーの未来と展望

観光地での移動手段として今後もますます注目される観光タクシー。少子高齢化やグローバル化を見据えつつ、ニーズの変化に対応するための道筋をシミュレーションしておくことが求められています。

グローバル化は今後数十年の観光タクシーの展望を考える上ではずせないキーワードとなっています。現時点ですでに海外からの予約が増えている状況であり、外国人向けの観光タクシーサービスもスタンダードになりつつあります。外国人向けの観光タクシーといっても、ただ単に外国語に対応したり、ウェブサイトの表記を多言語対応にするだけでは充分とはいえません。それらの対応はグローバリゼーションにおいては基礎的な対応であり、その中で日本ならではのオリジナリティをうちだすためにはさらに一歩先のアイディアで出迎えることが大切です。わかりやすい例でいえば、ドライバーさんがバスガイドのように日本の文化や伝統芸能について深く解説したり、海外に強くアピールしたい最新の流行などを紹介したりすることで、観光そのものだけでなく移動時間もふくめて楽しんでもらうことができ、日本の良いところを理解してもらうきっかけになると思われます。

今後数十年間の観光タクシー業界においては、競合する業種との差別化をより色濃くアピールすることが重要なポイントとなります。業界にあまり詳しくない方にとっては、観光タクシーと通常のタクシーとの違いがわかりにくいかもしれません。予約なしで乗れる通常のタクシーは距離別料金であり、遠くに行くほど料金がかさんでいきますが、観光タクシーは完全予約制であり、車種と人数、利用日数に応じてトータルの料金が決定されます。つまり、距離にかかわらずその期間内であれば料金が一定であるということで、その意味ではわかりやすい料金体系と言えるでしょう。

バスツアーもはずせない競合相手となります。観光地の旅行ではわざわざタクシーをチャーターするよりもバスツアーに申し込んだほうが手間がかからず料金も安く済む、という声があります。ただ、バスツアーの場合はどうしてもタイムスケジュールにしばられてしまい、自由時間があるとはいえ少なからずあわただしい旅行になってしまいます。その点、観光タクシーであれば完全な貸し切りになりますから、旅行中のコースも、タイムスケジュールも、トータルの予算も自分の都合に合わせてフレキシブルに組み立てることができます。旅行のニーズに合わせて、最適な選択肢を選びましょう。愛媛県行ってみない?